cocuh's note

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私がMacBookAirにArchLinuxを入れた10の理由

自分がMacBookAir(13inch 2011)にArchLinuxをいれて使っているので、その理由を書いてみたネタ記事です。
ネタ記事です。大事なことなので(ry


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1.メモリー使用量が少ない

メモリー4GBのMacBookAirを購入してしまったために、MacIDE起動してFirefoxChromeで動作確認…などしていると常時90%ほど使ってました。

今は極力軽い構成でLinuxを入れたので、起動直後で7%ほど。
PyCharm(IDE)とSublimeText2とfirefox(32tabs)とChromium(5tabs)とmikutterとターミナルいくつか起動して70%ほどです。

デスクトップ環境も入れてないのでアニメーションなどは全くないですが、さくさく動いてくれているので非常に使い心地は良いです。

2.バッテリーの持ちが良い

メモリー使用量が少ないことにも関係してますが、余計な処理をしてないので非常にバッテリーの持ちが良いです。
作業しながらで6時間ほど持ちます。バリバリコンパイルとかするともう少し少ないですが。

ついこないだ自分でバッテリーを交換して7時間ほどになりました。
MacBookAir2013が10時間もつというので欲しいですね…

3.ディスク使用量が少ない

OS自体と作業環境をいれて17GBぐらいです(/homeを除く)。
開いた容量にVMwareWindowsを入れてIEテストできるようになりました。

4.入れたいものがAURでワンコマンドで手に入る

MacのhomebrewのようなものがArchLinuxにもありまして、それが非常に充実して便利に使うことができます。
AURはコミュニティーで運営しており、マイナーなものでも意外と転がっていたりします。

たとえば、secconで「base91のデコーダーが欲しい!」となった時に、Macだと「Webサービス探して…ないな…ソースコード探して…コンパイルして」となりますが、ArchLinuxなら「$yaourt base91」でAURから探して自動でコンパイルまでしてくれます。便利!

5.(私にとって)操作が直感的

去年の夏にArchLinuxに出会ってどっぷりハマってしまいまして、
その時にLinuxに慣れてしまったのが一番大きい理由で、「Linuxだとこう弄ればできるのはMacだとどうするんだろ」と考えるのが面倒になったのが原因です。

どちらかというとMacに慣れる前にLinuxに慣れてしまった。という個人的な文脈が理由です。

6.好きなだけカスタマイズできる

例えば「タイル型にしたい!」とか「スクリーンセーバー作りたい!」となった時に、自分で書いたり既存のソフトウェアを入れたりするコストがLinuxではコミュニティーが大きいのもあり比較的簡単にできます。

ArchLinuxではほぼ最初から自分で組み上げる感覚に近いのでカスタマイズというより組み上げている、という感覚が近いかもしれません。

7.MacBookAirはかっこいい

MacBookAirのアルミボディは美しいですし、キーボードのバックライトもカッコいいです。こんなカッコいいのを使わないのはもったいないし、持ち歩きたい!

8.話のネタになる

Macだと思ったらLinuxだった!というのはちょっとした話のネタになります。
相手のLinuxGentooなのかArchなのか、WMは何を使っているのか、好きなエディタは何かなどそういう話になるきっかけにもなります。

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これみよがしにArchLinuxシール(自作)を貼っておくとArchLinuxクラスタとMACerと話ができます。

このシールを貼って授業に出たところMac好きの先生にMacの使い心地はどうだい?」と話しかけられたということがありました(汗)

9.動作が安定しないので障害対応スキルが身につく

昨日更新したところ無線のドライバ周りとトラックパッドのドライバ周りがうまく行かないということがありました。

最近のArchLinuxを更新しても起動しなくなったりすることはなくなったのでちょっと嬉しい(寂しい)ですが。


多くのサーバーはLinuxですし、日頃から障害対応をしているといざという時にスキルが役立つはず、です。

10.MacBookでMac使わない背徳感を愉しむ

MacBookLinux入れてるだけでそこそこの背徳感を私は感じています。先ほどのようなLinuxシールを張っていると常に背徳感が感じられてとてもよいです。
背徳感を愉しむ、風流ですな。。。。




ここまで良い点ばかりあげていましたが、MacBookAirにArchLinuxをぐぬぬとなったこともあったので挙げてみました。


MacBookAirにArchLinuxを入れてぐぬぬな点

何するにも知識がいる

先ほど「ArchLinuxは自分で組み上げる」と言いましたが、逆に言うと「自分で組み上げざる負えない」ということで、何かしたいとなった時に自分で知識をつけて動かさないとよくわからないことが起きます。

VPNに繋げたいと思った時に、友人がMacでソフト入れてGUIを使ったほうが早かった、ということがありました。
WinやMacは面倒なことをソフトウェアでラップして簡単にしてくれることが多いですが、Linuxでは自分が知識をつけておかないいけないのでそこが大変です。

MacBookに…というよりArchLinux全般に言えることでした。

MacOSXを消せない

Macefi周りを弄る際に独自のコマンドがあるらしく、これがあるためにMacを消せないでいます。
Macちゃんがディスクの17%占めてても、バックアップ的役割もあるのでまぁいいか…となっている今です。

プロジェクター周り

thunderbolt-VGAを挿してプロジェクターに繋げようとすると、Macだと認識するけどLinuxだとxrandrで見れない。という現象がよくあり、なんとかしたいなと思いつつどうすればいいのかわからない状態です。

追記(2014/4/19)

認識していなくてもxrandr addmodeでモード追加して、xrandr modeで選択して出力するようにするとできました。

xrandr --output DP1 --addmode 1024x728
xrandr --output DP1 --mode 1024x728 --left-of eDP1

総論

自分が使いやすい環境を使えば良い!

自分はこういうことを思ってこういうふうに使っていますが、自分にとってメリットがデメリットを上回っただけです。
「こんなふうにしてる人もいるんだなー」と思っていただければ幸いです。

ちなみに、

この記事を読んで「私もMacBookにArchLinux入れたい!」と思った奇特な方は、ArchLinuxWikiに先人が入れるときにしてきたことがまとまっているので参考にすると良いと思います。
私もこれを読んで入れました。

https://wiki.archlinux.org/index.php/MacBook